第一楽章 ~始動~(コスモフィリア)
集まった数382人
全てを1dayチケットで換算するとそれだけで4万円近くの売り上げを伸ばす
ここからわんだおによる怒涛のガンホー再建計画がはじまるのである・・・
同日、Tia鯖にギルドが作られる
第二楽章 ~胎動~(カスタトロフ)
VIPRO自体も人が増え続け、総数5百人を超える
そんな中一際オーラを放つキャラクターがいた
その名は「鬼才」
・・・後にVIPROに鬼才ありと言われる人物である
そのほかにも多数の異彩を放つキャラクターが集まり梁山泊の様相を呈していた
第三楽章 ~王の引退~ (キングダムトリビュート)
:落ち着いてきいてほしい
:実は俺はガンホーの社員なんだ
場が騒然となりわんだお一時沈黙、この間2分
:俺はαのときからずっとROをやっていた
:BOT、RMT、チート、中華、垢ハク、人気タイトルのオンライン化
:・・・そして運営の怠慢
:俺はROの歩んできた歴史をこの身に刻んできた
:俺はROを愛している
:今ROは危機を迎えているといっても過言ではない
:このままではだめだ、気がつけば俺はガンホーの門を叩いていた
:中は本当に腐っていた
:悪のはびこる、社内を一層するためにはやはり力が必要だと感じた
:まずは金、金が必要だった・・・
:騙すようなことをして悪かったと思っている
:でもこの一週間、おまえらの楽しそうな顔を見て
:やはりこのゲームはここで終わらせてはいけないと再確認したんだ
:この1週間ほんとうに楽しかった、お前らのおかげだ
:絶対に忘れない
:そしてこの一週間をこれからも続けてほしいから
:俺は更なる高みへいかなければならない
一同歓声をあげる、わんだお二度目の沈黙、この間1分
:だからこそ、俺はここで引退を宣言する
:神はひいきをしてはならない
:正直俺はずっとここにいたい
:だけどROがなくなってしまってはこの居心地のいい空間も
:ただの電子の藻屑へと消えてしまうんだ
:それに俺とお前らの一生の別れではないことをわかってほしい
:ゲームマスターとして、RO世界の神としてこれからも活動していくんだ
:ROの将来のためにな・・・
:俺はここに引退を宣言する!!
:これからのVIPROの繁栄を祈って万歳!!!
一同万歳三唱
:じゃあの・・・
その後、粛々とギルドマスター以下5役職の引継ぎが行われる
新ギルドマスターの名はチキン丸
補佐として4人の精鋭が選出された
4人の補佐は通称「幹部会」と呼ばれる
後にこの幹部会の席を巡り内乱が勃発するがまだ先の話である
第四楽章 ~裏切りの舞踏~ (スカーオブワルツ)
第五楽章 ~聴牌~ (ジャッジ&スラッグ)
第六楽章 ~不死王の最後~ (ハムナプトラ)
BOSSアモンラーに突撃しアシデモクリエをしのぎ見事デレツンがMVPになる(※このクリエ実は黒鰤ギルマスの別キャラである。因縁ここに始まる)
第七楽章 ~王の遺産~ (イクシオン)
この月、ガンホーの株価が急上昇
第八楽章 ~消失するモノ~ (クライムタイマー)
第九楽章 ~殺人方程式~ (キリングマシーン)
第十楽章 ~七英雄~ (ロマンシング・サガ)
実際、7人でVIPROの防衛する砦に突撃を仕掛けてくる
もちろん全力で防衛にまわるVIP
しかし7人の力は強大であった
無駄に戦力を消費するVIP
ER前まで攻め込まれもはやこれまでかといったところで
チキン丸が特攻をしかけ敵PTの教授とともに自爆
それを機にVIP勢が押し返しなんとか防衛をはたしきる
しかしその後7人の所属するギルドの本隊が押し寄せVIPは壊滅する
自爆をしたチキン丸が消息不明、VIPはこの日の戦いで大きな痛手を負ったのである
(7人事件)
第十一楽章 ~受け継がれる遺志~ (ネクストヒストリー)
その状況を打破すべく一人の戦士が立ち上がる
その名「キルシュ」
独特の言語を話し、えもいえぬオーラを身にまとった人物であった
その後2年間、この男がVIPROの実権を握り舵取りをしていくのである
第十二楽章 ~5人の賢者~ (コンクラーベ)
第十三楽章 ~G・O平原での戦い~ (アルティメット・WAR)
7時間後、双方の説得に成功、終戦となるがVIPRO補佐役の一人であり
天使猫の最愛の人でもあるずさーが黒鰤軍に暗殺される
衝動を堪え、涙を飲み停戦協定に印を押す天使猫の姿に胸を打たれたVIPROは
二度と戦争はしないと誓うのであった(1128事変)
第十四楽章 ~王の帰還~ (ロードオブザリング)
第十五楽章 ~TRUE BLUE~ (ネイトラ・レイ)
ついにかーちゃんを救うためありさが立ち上がる
双方、同じ拳聖という職だがレベルは段違い
さらにかーちゃんからの貢物で身を固める渡辺さんに対し
ありさは比較的新参者で装備は貧弱
誰もがありさの死を疑わなかった
しかし奇跡は起こる
ありさが渡辺さんを撃破、自身のために血を流すありさの姿に胸をうたれ
目を覚ましたかーちゃんが、撃破直後に意識を失ったありさの元へ走りよった
シーンは今でもVIPRO古参メンバーの語り草である
最終楽章 ~終焉~ (フィナーレ)